こんにちは。桜の開花を心待ちにしてるのですが、寒さのせいか、こちら徳島はまだのようです。。
皆さんのところはどうですか?早く春が来て欲しいですね。
さて、今日は、リストカットについて、話したいと思います。
リストカットは、カッターやカミソリなどの鋭利な刃物で自分の手首を傷つける行為のことです。略してリスカと呼ばれます。
リストカットをする目的は、かまってほしいからする人も中にはいるかもしれませんが、そういう人はごく少数で、実際には見えないところでコソコソとひとりで切る、悲しくて苦しい行為なのです。
なぜリストカットをするかというと、ほとんどの場合は、死にたいからではなく、生きるためにします。切って痛みを感じて心の苦しみを紛らわせるためであったり、血を見て自分が生きていることを確認するためであったりします。一見矛盾してるように思えますが、生と死は隣り合わせなのです。
リストカットの背景には、虐待や機能不全家族、ネグレクトなど、複雑な問題が潜んでいます。
リストカットも依存症なので、だんだん深く切らないと満足できなくなって、時々深く切りすぎて亡くなってしまう方もいるようなので、してはいけませんが・・
リストカットをしている人たちは、それしか苦しみを紛らわせたり、生きているって確認する方法がないので、リストカットを取り上げてしまうと、もっと酷い自傷行為に走るかもしれません。。
リストカットを止めるには、リストカットに代わる何かを見つけ出す必要があります。
いきなり止めるのは難しいので、最初は、輪ゴムを手首に巻いてパチパチするとか、冷たい氷をつかむとか、代替療法が必要かも知れません。
私も過去にリストカットをしていたのですが、私は冷たい氷をつかむって言うのがよかったです。
それと、これは私の体験ですが、私の場合は、誰かにお手紙を書くというのがとてもよかったです。
自分の考えを整理して、誰かに今まで言えなかった気持ちを伝えるんです。
感謝とか、そういう理想的なお手紙でなくていいんです。
今まで貯めて来た、我慢して来たあなたの怒りとか悲しみを家族や友人に伝えてみてください。家族や友人がいなければ、生活を援助してくれてる誰かに伝えてみてください。
そうしたら、何かが変わるかもしれません。。