2020/10/15

【始めてでも怖くない】ニートでもわかるハローワークの使い方

ハローワークに行くのは怖い。どんな準備をしていけばいいのかわからない。引きこもりやニートの人にとって、働くことより、ハローワークに行くこと自体が不安ですよね。

説教されるのかと心配したり、自分にあったサービスの種類や利用方法を調べるのも大変です。そこで本日はハローワークの利用方法や必要な準備、ニートでも仕事を見つけられる使い方を解説します。

【始めてでも怖くない】ニートでもわかるハローワークの使い方

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なおニートのために説明しておくと、ハローワークとは、厚生労働省が全国に設置した公共職業安定所のことです。誰でも無料で利用することができ、職業の紹介や職業訓練などを行っています。

最寄りのハローワークへいってみよう

まずは最寄りのハローワークへ行ってみましょう。全国のハローワークはこちらから検索できます。また、ハローワークにはその地域周辺の情報からデータベースを参照するため、もしハローワークに行くなら、できるだけ自宅付近のハローワークを訪ねるようにするといいでしょう。なお、ハローワークの利用には、予約や持ち物は不要です。また、服装にも制限はありません。身分証がなくても利用することができます。

全国のハローワーク所在地一覧はこちら

利用方法

ハローワークにいったら、まず求職申込手続きをしたい、と係りの方に申し出ましょう。ハローワークの利用の流れは、求職申込を登録➡求人を探すという形になります。もちろん、引きこもりやニートだからといって断られるということはありません。

求職申込手続きとは、ハローワークにて、自分の情報や、仕事の希望条件を登録する手続きをいいます。具体的には、ハローワークのパソコンから、または申し込み求職票に記入し、データを登録します。

ハローワークでは、この求職申込手続きを行うことで、ハローワーク受付票(ハローワークカード)が発行され、
始めて仕事紹介を受けることができます。

求職申込手続きはオンラインでも可能

また、求職申込手続きはオンライン上でも行うことが可能です。人ごみに出たくないという人は、ハローワークのサイトから求職申込手続きを行うとよいでしょう。なお、オンラインは登録後14日以内にハローワークに訪れないと無効となるので注意しましょう。

ハローワークの求職申込手続きページはこちら

ハローワーク受付票(ハローワークカード)について

ハローワーク受付票には、有効期限があります。具体的には、受理された日の翌々月の末日となっており、期限が切れたら、再発行を行う形になります。再発行は、申し込み日より2年以内となり、2年をすぎると、再び情報を登録する必要があります。

また、もし発行していて持っていくのを忘れた場合は、窓口でその旨をつげれば、求人の検索などサービスの利用が可能です。

求人情報を探す

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求職申込手続きが完了したら、さっそく仕事を探し始めましょう。求人情報の探し方には、3つの方法があります。

  • 職員とさがす
  • ハローワークの端末で探す
  • 自宅でさがす(ハローワークインターネットサービス)

いずれの方法でも、見られる求人は同じです。また、自宅で探した場合でも、申し込みはハローワークに行って行う必要があります。

ハローワークで説教されるってほんと?

ハローワークにニートがいくと、説教をされる、と聞いたことがあるかもしれません。あってはならないことですが、実際に説教をされた、という方もいます。

 

 

いきなり働くのは不安な時に!ニートにお勧めのサービス

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ハローワークで説教をされたくない。またいきなり仕事を探すのが不安、という方はいきなり仕事探しをするのではなく、職業訓練でステップを踏んだり、ニートを対象としたサービスを選ぶとよいでしょう。具体的には、以下のようなものがあります。

わかものハローワーク

わかものハローワークは、主に正社員を目指す若者(おおむね35歳未満)を対象に支援を行っています。なお、年齢制限があるわけではないので、就労経験がなく不安という場合は、わかものハローワークを利用するといいでしょう。

わかものハローワークは、個別担当者制度、履歴書等書類作成の支援、面接の練習や各種ワークショップを行っています。

わかものハローワークの詳しい案内はこちら

わかものハローワークの利用方法

わかものハローワークを利用するには、ハローワークの中でもわかものハローワークの窓口を設置しているハローワークにいく必要があります。下記ページより、わかものハローワークの設置しているハローワークを訪ねてみましょう。

わかものハローワークの所在地一覧

求職者支援訓練

求職者支援訓練は、仕事に必要なスキルを学習できる制度です。IT関係や介護、美容、建築、製造業など、さまざまな分野の訓練を受けることが可能です。

求職者支援訓練は無料(テキスト代など一部実費あり)で受けられるだけでなく、特定の条件を満たした場合は給付金を受けることができます。また、訓練を受けている間の生活費を融資してくれる制度もあります。

また、訓練を受けた方の8割が就職しているという実績もあります。スキルや経験なく働くことが不安という場合は、求職者支援訓練を利用しましょう。

求職者支援訓練の詳しい案内はこちら

求職者支援訓練の利用方法

求職者支援訓練は仕事をしたいという方ならどなたでも利用可能です。利用にはまずハローワークでの申し込みが必要ですので、最寄りのハローワークにて、求職者支援訓練を受講したい旨を伝えましょう。

障害者訓練

障害者訓練は、仕事をしたいという障害者の方に向けて、様々な訓練を実施してくれるサービスです。障害特性に応じて、個別の支援、訓練を受けることができます。障害者訓練の受講要件は各地域によって異なりますが、障害者手帳を保持していることを条件としている地域が多いようです。

障害者訓練の公式ページはこちら

障害者訓練の利用方法

障害者訓練を受講したい場合は、まず最寄りのハローワークに相談しましょう。

就職氷河期世代専門窓口

引きこもり歴が10年20年と長期に渡っている、という場合は、就職氷河期世代専門窓口を利用しましょう。就職氷河期世代専門窓口では、専門のチームでの支援、キャリアカウンセリングや応募書類、面接等の練習や職業訓練、また就職後のフォローアップもしてくれます。

就職氷河期世代専門窓口のサービス

  • 専門のチームでの支援
  • キャリアカウンセリング
  • 応募書類、面接等の練習
  • 職業訓練のあっせん
  • 就職後のフォローアップ

引きこもりやニート歴が長く、わかものハローワークにいけないという方は、ぜひ就職氷河期世代専門窓口を利用ください。

就職氷河期世代専門窓口の利用方法

就職氷河期世代専門窓口は、ハローワークの一部の所在地で設置されています。下記リンクで設置しているハローワークを確認のうえ、ハローワークを訪ねてみましょう!

就職氷河期世代専門窓口を設置しているハローワーク一覧

いきなり働くのが不安な人は、就労支援サービスを使おう

いきなり働くことが不安な場合は、まず順番に働くまでのステップを踏んでいくことが大事だと思います。ハローワーク以外にも、様々な就労支援サービスがありますので、ぜひ活用してください。

頑張りたい、その気持ちを大事にしましょう。

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